第2回団地再生卒業設計賞展大阪展
主催:都市住宅学会関西支部
住宅団地のリノベーション研究小委員会
共催:NPO団地再生研究会、団地再生産業協議会
協力:大阪ガス
日本における都市型住宅としての、コンクリート系集合住宅およびその集合型としての集合住宅団地は、都市の防災安全性を高めると共に高度成長期に都市に集中した人口を収容する器として大量に供給され、今や都市住宅の主流を占める状況でございます。しかし、昭和30年代後半から40年代前半の高度経済成長期に建設されたこれらの集合住宅は今や築後40年程度経過し、その住戸水準も現在の水準と乖離がはなはだしく、一様に更新が必要な時期を迎えています。そして今後この傾向はさらに拍車がかかるものと予測されます。
現在、各地でこれらの集合住宅及び団地の更新が行われ始めていますが、その多くは立地条件の良いところでの建て替えが主流で、概ね低密度であったところを高密度化することにより余剰床ないしは余剰地を生み出し、これを売却することにより建設資金を捻出するという手法が採用されています。また、法制度も出来てこれらを後押ししようとしています。しかし、建物や団地の更新には本来もっと多様な手法があり、周辺を含めた街全体として近隣の地域住民も含め、更には次世代を担う人たちのことまで考えて、それらを如何にすべきかという議論が必要なはずではないでしょうか。
私たち都市住宅学会関西支部住宅団地のリノベーション研究小委員会は、上記のような思いに駆られ、この問題を研究しています。今般、姉妹団体であるNPO団地再生研究会及び団地再生産業協議会から団地再生をテーマとした卒業設計に対して今年度の賞が授与された受賞作品を皆様にご覧頂き、広い目で団地の再生についての問題を考えていただく機会を提供できればと思い、今回の展示会を開催する運びとなりました。今回の展示が少しでも世間の関心を引き、今後更に深刻化するであろうこれらの都市住宅をどの様にすべきかと言う議論の一助となれば幸甚とする次第でございます。
開催期間:平成17年11月2日(水)〜11月30日(水)
開催時間:午前10時〜午後7時
展示場所:大阪駅前曽根崎地下歩道「そねちか広場」 JIA近畿支部大会会場内
(JR東西線北新地駅上部)

展示作品:団地再生卒業設計賞受賞作品
和久倫也(東京都立大学大学院 工学研究科)
井本佐保里(日本女子大学家政学部)
湯本佳子(滋賀県立大学環境科学部)
本山浩子(芝浦工業大学工学部)
梅澤一充(芝浦工業大学工学部)
なお、この展示は日本建築家協会近畿支部大会の
会場の一部をお借りして開催するものです。
連絡先
潟Aール・アイ・エー大阪支社 副支社長 大坪 明
Tel.06-6312-9154 Fax.06-6314-2660